ドライブレコーダー動作検証 ◆ 2006,10,24, Tuesday
材料が揃ったので、色々と試してみました。
初回テストの構成は下記の通り。 ・カメラ カメラの消費電力は良くわからないので、とりあえず充電電池で試してみました。 寝る前にレコーダーの電源を入れ、予約ボタンを押すと待機状態に入ります。この状態でビデオ信号が入力されると、自動的に録画を開始し、信号が途切れるとそこで録画を終了します。このモードが大変便利なのですが、電源を切ってしまうとその状態は保持されないので、待機状態での消費電力量が気になります。 この構成で実験したところ、カメラ用の電池が余り持たなかったため、44分で録画が終了してしまっていました。残念ながら耐久試験(?)としては失敗に終わりました。 そこで、次の構成を考えました。 ・カメラ これでカメラの電源は確保されたため、電池切れで録画が終了する事はなくなりました。 朝、会社に出勤するときに電源を入れ、帰りまで録画できるか試してみました。 メモリーが1GBなので、600分以上録画可能と表示が出ました。そうすると、家を出る7時半頃から、帰宅の時間までは12時間程度はあるので、メモリーがフルになって録画停止している事が想像できます。その結果は… 帰宅すると、まだ400分以上の記録可能時間を表示したまま停止していました。なぜでしょう?カメラは相変わらずビデオ信号を出力しているようなので、何か他の原因で録画が停止されたみたいです。とりあえずPCにCFを刺して映像を確認してみました。すると、「5時間59分59秒」で録画が止まっていたので、このレコーダーの仕様で、6時間までしか録画しないようになっているみたいです。 果たしてこれが問題になるか…? 多分大丈夫でしょう。今考えている構成だと、エンジン停止で録画停止になるので、6時間以上エンジンをかけつづけている場合に問題になりますが、そんな事は恐らく無いでしょうから。ロングドライブに行ってもサービスエリアや道の駅などで最高でも2~3時間おきに休憩するし、休憩時は必ずエンジンを切るからねー。 画質はまぁ“何色のこういう形のものが動いている”程度は確認できるので、事故時の瞬間に何が起きたかや、信号の色など、本来のドライブレコーダーとしての目的は果たしてくれそうです。しかし、車のナンバーを記録したりするのは、信号待ちで直前の車くらいは見えると思いますが、少し離れたり動いていたりすると、MPEG4の記録形式から判別するのは難しい程度の画質しかありませんでした。もちろんカメラの画質の問題もあるかもしれません。 また、夜間に関しては完全にカメラの性能ですが、光るものや色は判別できますが、それ以外は真っ暗なので、道路標識等が写るかは微妙なところですが、余り期待できないでしょう。 今回の動作検証では家の窓にカメラを固定して、道路を行き交う車や人などを写してみましたが、カメラが固定なので全体の背景は動かず、画面の一部分のみ動いていたため、MPEG4にはとてもいい条件で録画できたと思われます。そのため、6時間=360分間録画したにもかかわらず、200分程度のメモリーしか消費しなかったと思われます。たぶんですが車に乗っていてもまっすぐな道を走ったり、停車しているときには同じような状態だと思うため、テレビなどの映像に比べてメモリーの消費は少ないと予想してみましたが、実際はどうでしょうね。早く車に搭載して試してみたいものです。 あと、残る問題は実際に取り付ける場合、カメラを収めるケースが無い事です。さすがに基盤剥き出しのCMOSカメラをフロントガラスにつけるのは気が引けるので、ダイソーにでも行って使えそうなケースを探してみようかと思います。
| デジタル | 10:14 PM | comments (0) | trackback (x) |
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