ドライブレコーダー発売 ◆ 2006,10,18, Wednesday
【イクリプス06年秋】ドライブレコーダー…事故前後20秒間を記録
↑こんな記事を見かけました。 以前に、タクシー会社で事故時の検証や、裁判を有利に進める証拠として事故の瞬間を残すため、飛行機のフライト・レコーダーにあたる「ドライブ・レコーダー」の導入を進めていると聞いた事があります。 イクリプスから、11月中旬から発売されるドライブレコーダー『DREC1000』は、衝撃を感知した場合、その前後20秒間が自動的に映像・音声などが記録メディア(CFなど、PCスロット対応)に記録される。 冒頭にも書きましたが、信号無視でつかまったり、交差点で事故を起こした場合に、相手が嘘をついていたら被害が増大しますし、安全運転を心がけていても、もらい事故をしてしまった場合に、自分の過失割合を正当化する補助的な証拠になるかもしれません。 それ以外にも、自分が運転している姿こそ映りませんが、WRCのオンボード(車載)カメラ的な楽しめる要素もあるんじゃないでしょうか。今のところ予定はありませんが、サーキットを走った映像なんかも後から見てみると楽しめる気がします。 また、仲間数台でのツーリングの時には、最後尾からみんなの車が連なって走る様子を録画しておくというのも楽しいかもしれません。 しかし、HDD内蔵DVDレコーダーが2万円台で売られている昨今に、こんな「ただの半導体録画装置」が5万円もしていいのでしょうか? そこで思いつきました。自宅にシャープの『CE-VR1』が転がっているのを思い出しました。 このCE-VR1という機械は、PCカードスロットとビデオ入力端子を持っており、ソースとして入力されたビデオ信号をひたすらMPEG4にエンコードして、メモリーカードに記録するだけの機械なんです。 これがドライブレコーダーに使えるのではないかと思ったわけですよ。 しかし、ただ家にあるだけで、全くと言っていいほど使った事が無いので良くわかりませんが、考えられる問題点が二つ。 1.イグニッション連動で録画を開始できるか 2.メモリー容量がいっぱいになった場合も録画を継続する方法 これについてメーカーのFAQも参考にしながら事前に考察してみます。 1に関しては製品の仕様に関わる部分なので、電源を連動させてテストしてみるしかないでしょうね。実際にやってみなければわかりませんが、やってみたら一発で解決or挫折でしょう。これがNGだと痛いですが、最悪でもグローブBOXの中に設置しておけば、多少のスイッチ操作は困難ではないかもしれません。 2は本体に自動削除はもちろん、手動でもファイルの削除をする機能が無いので、解決の目処が立ちません。しかし容量の十分大きいメモリーカードを積み、ロングドライブに出るときや、たまにメモリーをクリアしておけば、実用上問題になる事はないような気がします。 例えばこの機器で認識できるFAT16フォーマットで最大の容量となる、2GBのメモリーカードを用意した場合、どの程度の長さ記録できるかというと。。。 発売当時のimpressの記事を見るとカタログ値では64MBのメモリーにQVGAでノーマルモードだと約40分間の映像を記録できるそうなので、約20時間分となります。 また、実測では1分あたりに1MB弱の容量とのことなので、30時間分の映像を蓄える事が出来ることになります。 十分じゃないですか。30時間も連続で運転することなんて、2~3日以上のロングドライブの時のみですし、その際にはPCは車に積んでいる事がほとんどです。普段は実家への移動や日帰りドライブという事を考えたら十分な容量といえるでしょう。 ただし、『飽きなければ』という大事な条件がついてしまうが… と、言うわけで、この週末はドライブレコーダー装着検討をしてみたいと思います。
| デジタル | 10:39 PM | comments (x) | trackback (x) |
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