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結論から言うと、8,709円でした。
kakaku.comよりも3,591円安く買えました。

引越し後から調子が悪かったけど使わないので放置していたプリンタが先日使ってみたら動作しなくなっていたので、いよいよ買い換える事にしました。プリンタなんか新品で買うの何年ぶりだろう?ここ数年はずっとハードオフで拾ってきたジャンクなプリンタを生き返らせて使っていて、それで満足していたから。。。多分最後に買った新品のプリンタはエプソンの「PM-700C」。なんでも、1996年製らしい。

さて、今回買う時の条件は以下の通り。

(1)メーカーはCanon。
(2)カラーインク別体式。
(3)複合機。



初めにあげた条件のメーカーは絶対に譲れない。なぜなら2番目の理由から来るんだけど、エプソンは数年前からICチップ埋め込みになったことで、詰め替えインクが実質使用不可なため、ランニングコストが高くつくんだよね。詰め替えインクの是非は有ると思うけど、元々自宅でハイクォリティな写真印刷など考えていないので、画質に関してはほとんどどうでもいいレベル。とは言いつつも最近のプリンタは最廉価モデルでもインクの粒なんか肉眼では見えないくらいに綺麗になっているんだけどね。
キャノンもICチップをインクタンクに付けてはいるけど、どうやらICチップの記録している印刷枚数をオーバーしても使いつづけることが出来るらしい。一方、エプソンは印刷が出来なくなって止まってしまい、新しい純正インクを購入するか、怪しい装置でICの記録を消去する必要があるとか…詳しくは良くわからないけど、そんなことだったと思う。

それに、もう15年以上前から何台ものプリンタを使ってきて感じるのは、エプソンとキャノンでは機械としての出来が全然違う!と思ったことが大きいかな。早い話が“ただの思い込み”なんだけど、されど自分の感性を信じたいわけですよ。

昔々、家庭に熱転写式プリンタを駆逐する勢いでカラーのインクジェットが普及し始めた頃に、キャノンが満を持して発売した「BJC-600J」という名機を使っていたんだけど、その後しばらくして「カラーの画質がとんでもなく良いらしい」という噂で上記の通りエプソンの「PM-700C」に買い換えた。

するとどうだろう?
確かにインクの粒は小さくなったけど、キャノンのプリンタとは比べ物にならない程の騒音!!!
PCから印刷データが送られるなり、「ガチャコン!ブ、ブーーーーーー、ミィーミィーミィーミィーミィー、ガチャン!ズ、ズズズズズズズーーーガチャコン!」ってな感じだったと思う。キャノンのものはヘッドの動きも「スー、スー、スー」って静かだっただけにこれには驚いた。。。

しかも、内部の構造もなんというか、作りがショボイ。もちろん最低限壊れないようには作られているんだろうけど、元々カメラと言う機械を作っていた会社と、電子部品だけを作っていた会社(ごめん、良く知らないけど元はSIIだよね?)の“考え方の差”なんじゃないかと勝手に思ってた。
しかし、その後実家に買った「BJC-220」があまり評判が良くなく、その後もキャノンはどうも値段が高かった事もあって、あまり印刷にこだわらない私はこの「PM-700C」を、メーカーの改造サービスに出して「PM-750C」相当にしてもらって、その後はずっとエプソンを使いつづけていた

ところが…ある時、ジャンク品でその当時としては割と新しいキャノン機が出ていたので買ってみた。と、言うのも、エプソン機はヘッドが外せない構造になっていたので、インクジェットプリンタでは最も多いトラブルの一つであるヘッドの詰まりが発生すると、修理がとても面倒なんだよね。ところが、キャノン機はインクのタンクだけじゃなくて、ヘッドも外して交換できるような構造になっていた。しかし、部品のコストが高いから、結局ユーザーはヘッドがつまったら交換などせずにこうしてジャンク品として流れてしなうんだろうね。まだ全然使えるのに。そこに目をつけた私は早速そのジャンクを買って帰って、ヘッドも交換はせずに熱湯に付けて生き返らせた。

そうして、改めてキャノンプリンタの作りの良さや動作を見直して、当時HPの複合機を使って複合機の便利さに触れていた実家が買い換えたのが、キャノンの「PIXUS MP450」。これにはかなり満足しているみたいです。実家では割とカラー印刷もするので、インクと一緒にヘッドも交換になるコイツだと、常に新品のヘッドを使うことが出来て、PCなどに詳しくない親にはピッタリ。でもインクが高いのでランニングコストが高いのは仕方ないかな。しかもコイツは発売後割と間もないのに送料コミで12,000円だった。写真の印刷なんて驚くほど綺麗に出来るのに、なんて安いんだっ!?って驚いた。


さてさて、ようやく本題。

今回の「MP520」は上に書いた要件をすべて満たした上で、モデル末期なのでその機能からは考えられないくらいに安い。価格.comでは11,550円(2008.6.23)でした。送料は絶対に必要なので、送料コミでの最安は12,300円(同)。
先週の金曜日(6月20日)に有楽町のビックカメラでも、柏のビックカメラでも既に品切れ、メーカー出荷も終了とのこと。あぁ残念。肩を落としながら取り合えず本日(6月22日)ダメモトで近所のコジマに行ってみたら、ちょうど在庫処分セール中!良いタイミングだ!

しかし、ビックカメラならポイントがSuicaにチャージできるので現金として使えるけど、コジマでなんかポイント貰っても使い道なんかナシ! はっきり言ってポイントなんか嫌いなの。現金大好き(笑) でもビックカメラの在庫がないなら仕方が無い。
とりあえず表示価格は5年保証がついて11,800円。ポイントはたったの1%とのこと。Canonのポロシャツを着た(最近ニュースで話題になっている)販売員の元気そうなお姉さんを捕まえて、ビックで売り切れる直前は11,500円でポイント20%だったと伝えると、11,800円にポイント21%にしてくれました。しかしその場合5年保証はナシ。ふぅむ。

それでもまだビックには及ばないじゃないか、と思いつつも、まぁ悪くない。ダメモトで「現金で1万円ポッキリなら買う」と言ったらお店がわに相談しに言ってくれたけど、やっぱりダメだった。初めから判っていたけどね。小売店はとにかく現金収入が大事だだからね。しかしこちらもコジマのポイントなんか貰っても他に買うものは一切無いから全然嬉しくないし、インクは詰め替えするし、印刷用紙も家にたっぷりあるからプレゼントしてくれても嬉しくないし…

その時、彼女がUSBメモリーの2GBでデザインが気に入った物を見つけたらしく、それが1,880円。ポイントが2,478円分付くのでその差598円。きっと長く使うので5年保証は欲しいところ(インク詰め替えたら印刷部分は保証効かないだろうけど…)。その保証は商品代金の5%、ということは590円。なんと、ピッタリじゃないですか。

それじゃあということで、11,800円で買った!

と言う事で、ポイントでUSBメモリーと5年保証をGetする事にしたんですが、5年保証は現金のみだということに後から気付いたCanonの子がお店に交渉してくれて、なんと、5年保証分を値引きしてくれて、支払い総額を11,800円にしてくれました。

よって、最終的な価格は下記の様になりました。

支払い総額:本体11,239円+保証561円=11,800円
ポイント分:2,360円+初回ポイント170円ーUSBメモリ1,880円=650円


余った650円分のポイントを何に使うかは全く考えていないけど、USBメモリー分だけを考えても、最終的には1万円を切った計算になりました。
もしポイントをフルに有効活用できたとしたら、下記の様な計算になりますね。

支払い総額11,800円ー保証561円ーポイント2,530円=8,709円

あららっ!?これはとっても安いじゃない!
価格.com(12,300円)との差額は3,591円。これはまたずいぶんと安く買えちゃいました!まさに激安!粘った甲斐があったなぁ。。。っていうか、俺セコイ。。。Orz

もちろん、コジマでしか使えないポイントなどと言うものは1:1で換算しちゃいけないんだけどね。
ま、ビックカメラでは5年保証を無理言って付けさせたり出来ないだろうから、そういう意味では得したかなぁ。
本当はデジカメ買ったときにもらったビックカメラのポイントをチャージしなおしたSuicaで買うつもりだったから、コジマもSuica対応してくれてればもっと良かったのにな~(笑)
| デジタル | 10:36 PM | comments (0) | trackback (x) |










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