左の耳下腺腫瘍を摘出するかもしれない ◆ 2008,12,15, Monday
なんだかかれこれ十数年前から存在している耳下腺の腫れ。それも左だけ。 それほど目立ちはしないんだけど、段々と大きくなってきていて、シクシクと痛む頻度も上がってきている気がするんですよね。特にここ三年くらいで。 確かもう10年位前に、柏の名戸ヶ谷病院と言う地元ではそこそこ大きい総合病院に行ったとき、何科かもわからず総合受付でテキトーに内科に回され、よく分からない感じで診た医者の口から出た言葉は・・・ 「筋肉痛だね」。 おい。こら。殴るぞ!と言いたかった。そんな滅茶苦茶な診断ともいえない診断を下して515円(当時は消費税3%だった気がする)を素直に払った俺は馬鹿。こんないい加減なものに対しては、支払い拒否すりゃよかったんだ。 さて、それからしばらく時は流れ、CFSとかいう正体不明な病で苦しんでいた5年前くらいかな。 再び埼玉医大で受信。実はこの頃はインターネットで物を調べて、どうやら耳下腺炎を引き起こす「シェーグレン症候群」という膠原病がある事が判明してました。 そこで、膠原病専門の先生に診てもらったところ、「耳下腺炎ですね」とは認めてくれたものの、耳下腺の機能には余り問題が無い為、シェーグレン症候群とは言い切れないとのことでした。 そのときに検査したのが「アイソトープ(核医学検査)」。造影剤として放射性物質を注射し、耳下腺の機能を調べたらしいです。実際はよく分かりません。 そして、今回。どうにも痛みの頻度や、腫れの大きさが大きくなって来たように感じるので、 地元の耳鼻科医院より紹介されて、近くの慈恵医大柏病院へ。 12月4日に初めて診察を受け、触診から方針を決めました。 今回の診断は「耳下腺腫瘍」。今後の方針は下記の通りです ・MRIで腫瘍の大きさと位置を確かめる(12月13日) ・MRIの画像を見て、実際に腫瘍の組織を採取して検査してみる(12月15日)←今ここ ・恐らく良性だろうが、今後のことも考えて左の耳下腺を丸ごと除去する と、言う感じです。 さて、前回のMRIはもちろん初めてだったんですが、あれはものすごい音ですね。 きっとものすごい電圧の電気でコイルに電流を流して、短時間に磁場を作って造影するんじゃないかと思いますが、、、 ブーッブーッブーッブーッとか、 ビーーーーーーーーーーーーとか、 ガンッガンッガンッガンッガンッとか、 色々な音が超大音響で響き渡りました。 事前に、「大きい音がしますので耳栓をしますね」と言われていても飛び上がるほどビックリするくらいの大音響! しかし、、、その大音響の中、、、朝に10kmジョギングした私はちょっとだけですが居眠りしてましたw コレは自分でもビックリした〜(笑) 動いちゃいけないのに、途中で眠っちゃって、ピクッ!っと動いて気がついた。「あっ!今寝てたっ!」って(^^;;; MRIで寝る人はなかなか居ないと思います。 そして、今日はそのMRIの画像を見て組織を採取したんですが。。。 メチャクチャ恐かったです!!! まず、MRI画像を見て一言。「あぁ〜」。え?なんですか?その落胆に似た感じのイントネーションは?(汗) 「結構深いところまであるね」だそうです。「神経が通っててね、最悪の場合。本当に最悪の場合だけど、顔が動かなくなる可能性もあるんだよね。あくまで可能性が有るというだけね。何があるか分からないから」 あぁ、それはネットでも見たし、前回の先生にも言われた、最も心配する点です(´・ω・`) さて、いよいよ組織を採取して検査。生検とか穿刺吸引細胞診とか言われる検査です。 画像を見て場所を特定できているので、何も恐いことは無いんですが、メチャクチャ大きい注射を持って来て、それを更にあのコーキング剤を塗るときに使うみたいな金属製の機器にはめ、たぶん握ると注射器のピストンが引くように動くと思うんですが、それが刺さると思うだけで、見ているだけで恐ろしかったです。 しかも、「いや〜。それほど痛くないから〜」って先生が言うんですが、、、えーっ!針の太さはパッと見で1mm越えるくらいあるんですけどー! そして、椅子に腰掛けて「横向いて首を背もたれにつけてじっとして」と言われるんですが・・・ たしかに、プスッて刺された感じは、大して痛くありません。 しかし、“その場所に太い針が刺さっている感触”がメチャクチャわかるんですよ。ほんの少し力が入るだけで皮膚が感じとると言うか・・・ そして、先生が恐らく手でグイグイと握っているであろう(見てないので想像)動きに連動して、刺さった針から何かが吸われている感触もなんとなくわかるんです! 普段だったら、少し強めに押しただけでもイテッ!っと叫んでしまう場所に、今まさに太い針が刺さってて、さらにその針の先からすごい勢いで吸い込まれている!!! もう、そう考えただけで気が遠くなりそうになって、椅子の背もたれに右半身を押し付けて、硬直したまま早く終るのを待つのがしんどかったです。 しかも、「検査は一回にまとめれば、何回検査しても値段変わらないから二回やるねー」って、やらなくていいから!!!!!!! と、心の中で強く叫んでいましたが、声になりませんでした。。。Orz と、とりあえず、無事に終りましたが、左で何かを味わうと、左の耳下腺から唾液を分泌しようとする為か、ものすごく痛みます。 針刺してえぐったようになっているわけですから、活動しようと思うと痛みが走るのは当たり前なんでしょう。 逆に言うと、耳下腺がある今しかこの痛みも味わえないと言うわけか・・・いや、痛みはもういいんだけど。。。(;´Д`) さて、22日にはどのような宣告が私を待ち受けているのでしょうか。。。
| 耳下腺腫瘍摘出手術 | 11:04 PM | comments (2) | trackback (x) |
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コメント
え?!なに?コレって笑えるの?!www
いや、まじで笑い飛ばしたくなって来たんですけど。。。 入院とか恐いし(((;>д<)))
| いっしー | EMAIL | URL | 2008/12/15 11:27 PM | KKZpPDC6 |
うわ!なんか大変なことになってますね。22日の結果を聞くまではコメントを控えさせていただきます。笑い話になることを期待してます。
| hirosz | EMAIL | URL | 2008/12/15 11:25 PM | lhSTiTyg |
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