富士山のはずが静岡観光に! ◆ 2007,09,02, Sunday
昨年に引続き、富士山登頂計画が持ち上がり、シーズン中ということで8月中旬までに登りたかったんだけど、メンバーのスケジュール調整の結果かなにかで、結局トライするのは8月31日(金)ということに。金曜日なのでもちろん有給を取っていくことになるんだけど、そのおかげで有給取れない組とわかれてトライする事になったらしい。まぁ山登りは人それぞれ体力に差があるから、無理に一緒に行動しようとしても、高山病とかの恐れもあるし、少人数の方が割と身動き取りやすいというのもあって、まぁいいだろうと。 しかし、肝心の当日に近づきにつれ、秋雨前線の動きが活発になり、前線は停滞を続けるのみ… 午前0時に大宮集合。天候の不安を胸に、御殿場ICまでは快調に走り、道が登りに差し掛かると前方視界5mあまりの濃霧に包まれた! 徐行しながらつづら折の道を登っていくと、新五合目須走口も当然の様に雲の中。 時間は既に深夜の四時近く。夕飯を食べたものの、この時間になるとお腹も山の上はやはり風が強いし、雨こそ降ってないけど、、、 結局、午前10時まで待機したものの、夜半から続く台風並みの暴風雨は横殴りに雨を吹き付け、車をグワングワンと揺らしつづけたため、やむなく断念。そのまま下山しました。 さてさて、その後はどうするか?! とりあえず男三人、わざわざ有給とって静岡くんだりまでやってきているわけなので、「このまままっすぐ帰宅」というわけには行かないわけですよ。とりあえず何処かに宿をとってあそぼう!ということに。 始めは富士山麓の山中湖や河口湖を考えたんだけど、天気も悪いし男3人の欲望(?)を満たせるほどのアトラクションも見つからず… 結局は思いつきで、メンバーの一人がかねてから行ってみたいという、大井川鉄道の「奥大井湖上駅」を目指す事になりました。 そして、そのためにはまずは宿探し。安くて良い宿を探すにはインターネットは欠かせません! 御殿場の町でインターネットカフェを見つけて入店しようとしたら、なんと、入会金もかかるし、始めの時間だけで(二人で)1,000円越えちゃうじゃないですか!店員の女の子に「ちょっと宿探したいだけなんだけど、もっと安いのないのー?」とか相談(?)する変な客www そうしたら、「図書館なら無料でインターネットつかえますよ」とのこと!若くて可愛いオネーさん、ナイス!すばらしい!グラッチェ! ご覧の通り、ドンヨリとした暑い雲と太平洋@由比PA ここで、登山時にとろうと思っていた食事、パンとかおにぎりを昼飯にして、東名をひたすら西へ。 道案内はナビに任せて静岡PAで降り、R362で奥大井湖を目指したのですが…このR362はかなりの山道です。運転が好きで、山道をかっ飛ばせる車であればそう苦でもないと思うけど、マツダのファミリー向けミニバンではギリギリって感じでしたね。 約一時間も山道を飛ばしたら、やっと見えてきたのが大井川鉄道「千頭(せんず)駅」。ここは大井川鉄道の本線が終点になり、井川線に接続している駅です。 そこで、ちょうどSLが走っているじゃありませんかーーー!!! 「やっべぇ!SL超格好いい!!!」とか男三人で叫びまくりながら、SLを撮影。 午前中に登ってきて、客車の連結を直していたんでしょうか。平日という事もあって人はまばらで、ホームにいた家族が、機関士の方のご好意で(?)SLの運転台に乗せてもらっていました。これは正直言ってうらやましい!いまどきJRでは管理が厳しくてそうはいかないでしょうね。いいなぁ大井川鉄道。 さて、そこから奥大井湖上駅までは20分程度山道を走ると到着します。 上の縮小写真は何だか縮小する位置がおかしいのですが、クリックして原寸の写真を見てみてください!天気が悪い&電話内蔵カメラなので画質が悪いですが、こんな景色はどこにもありませんよ! さて、そこから鉄橋を渡って駅まで通じる遊歩道があるので、早速歩いてみました。 駅にはコテージがありますが、何にも使われていない様子です。そんなことして良いかどうかわかりませんが、中では寝袋で快適に眠れそうです。 駅には小さな待合所があり、プラスチックケースに記念ノートと「鉄子の旅」が置いてありました。あまり詳しく知りませんが、鉄道オタクの男は「鉄ッチャン」女性は「鉄子」といわれ、最近はこの漫画の影響もあってか、趣味人口が増えているようです。 さて、駅で写真をとったりしていると、上り(千頭行き)列車がやってきました。車両はかなり小さく、ディーゼル機関車で4両(?)程度の客車を引っ張っています。スピードもかなり遅いらしく、千頭まで車の倍以上の約1時間もかかるそうです。乗客は平日なので少なく、各車両に3人程度でした。この区間は平坦なのでわかりませんが、碓氷峠が廃止されてからは日本で唯一のアプト式鉄道らしいです。 さて、その後はR473をひたすら南下し、御前崎と焼津の中間に位置する榛原市のサーファー宿にチェックイン。夕飯は近くの小料理屋でとり、その後部屋でもう一杯。その後、「カラオケ行こう!」と勢い良く出たのに、近所のカラオケ屋は既に閉店…閉店時間早すぎだよっ!仕方なく、スナックの類を探すにも、どうにも気持ちが萎える店構えばかりで、仕方なくもう一杯だけ昭和っぽい雰囲気の居酒屋で飲みなおしました。 その後、男三人で線香花火をして、初秋の夜は更けていったのでした… 翌日はサーファー宿という事もあって、ボディーボードを無料で貸して頂けるとのことで、季節はずれの海水浴!!! しかし、一人がくらげに酷く刺されて1時間弱で退散。地元の回転寿司でお昼を取って帰路に着いたのでした。 しかししかし、まだまだそれだけでは終わりません。 最後に、帰り道は来た道と同じではつまらないので、中央道まで出ることに。富士ICで降りて富士山の西側をひたすら北上。途中で白糸の滝を見て、最後の寄り道は「道の駅とよとみ」。ここで売ってるベーコンがメチャウマなんです。富士登山の大荷物でもベーコンくらいなら何とかリュックに入るので、お土産に二つほど購入しました。 甲府南ICから中央道&最近接続工事が終わった圏央道を走り、川越からR16で大宮までたどり着きました。大宮着は18時頃。そこから柏までは東武野田線で1時間と数分なので、割と早い帰宅となりました。
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