リアスプロケット交換(MF-TZ06→MF-HG50-7) ◆ 2007,05,30, Wednesday
早速してみました。 マリチプルフリーと言われる、回り止めがホイールのハブ側ではなくてギア側に内蔵しているので、スプロケット自体の交換は簡単でしたが… 苦労したのは二点。 原因は仕組みの不理解とノウハウ不足ですね。基礎的な知識位は本でも一冊買って読むべきかも。 まずは ◆組付け後ホイールの回転がスムーズではない 直接の原因はハブのベアリング部分にある、グリスの流出やごみの混入を防ぐ小さなアルミ板が、外側に出ているのに気が付かずに組着付けてしまったからでした。 これは構造部品ではないので、ベアリンクが踊らないように押し込んであげれば良かったみたいです。 もう一点 ◆ブレーキの調整がうまくいかない はじめはフレームの中心とホイールの位置がずれたから?と思ったけど、よくよく見てみたらそれはない。 ホイールを外す際にブレーキを緩めるためにワイヤーを緩めておいたのが何か悪かったんだろうか? Vブレーキの右のバネが全くユルユルになっていたので、無理矢理変形させてテンションをかけてなんとか調整完了。 しかしなんだか納得いかない… テンション調整のアルミネジを少し舐めてしまったし、おりを見てコイツも交換してみたいな。 しかし所詮は後ろブレーキなので、取り敢えずは放置。 これらのトラブルでそれぞれ一時間ほど時間が取られたけど、シフターを変えなくてもディレイラーの調整だけで、なんとか上の6段(2-7段目)だけはきちんと動作しました。しばらくはこのまま使ってもいいかなーと思えるので、時間が出来るまではこのままで行こうと思います。 ちなみに今のシフターはグリップシフトではなくてレバー式なので、シフターを交換したら使い勝手が大幅に良くなるはずです。 部品代は下記の通り。 ・リアスプロケット(MF-HG50-7)…2,190円 ・専用工具…500円 備忘録に手順を示しておこうと思います。 まずは現状の確認。左右のハブを固定している部分。 初めに、フレームからホイールを外すため、左右のボルトを外します。 ボルトを外しても…ん?外れない?と思ったら、ブレーキがタイヤに引っかかっていました。 ブレーキはワイヤーを緩めて対処しました。 ようやく取れました。簡単簡単。ホイールを外すと、ディレイラー(変速機)はバネで縮んでこんな具合になりました。 次に、左右のボスを固定しているボルトを外してしまいましたが、これは外す必要はありませんでした。この写真は間違いですので、参考にする方は要注意です。この工程は要りません。 私の様に外してしまうと、こんな感じでグリスでベトベトのベアリングが出てきてしまいます!右の写真の様にベアリングを押えているカバーが、ハブのねじ山よりも飛び出してしまうと、スプロケットと干渉してホイールの回りが悪くなってしまいます! さて、寄り道しましたが、ようやくスプロケットの交換です。工具を穴に差し込んで、タイヤを固定して体重をかけると簡単に外れました。これが外れないで苦労する方も少なくないようなので、そのような場合には補助の人や道具があるといいですね。 新・旧スプロケットを見比べてみました。 いずれの写真も左が新(MF-HG50-7)+旧(MF-TZ06)です。 1速は同じく黒色で、トップギアが34Tのものは格好いいプリントが入っていますが、28Tのものは超地味で、何の違いもありません。1速以外のギアの色が茶色から銀色に変わっていますが、普通は気付きませんから、見た目のカスタム効果はほぼナシと、寂しい状態です。 高さを見比べてみると判りますが、6段ギアにプラス1段したわけではなく、全体で+0.5段程度しか変わっていませんので、交換のリスクはより低いと思われます。 取り付け前の状態はこんな感じ。 完成!!! できましたー 写真にまとめるとこんな感じです。
| 自転車 | 10:55 PM | comments (6) | trackback (x) |
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