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以前のエントリーに書いたとおりの電動タービンが出てきましたね。市販はまだですが、実用化という面ではメルセデスベンツのディゾットエンジンで実現できていますから、もしかしたら供給元は同じメーカーなのかもしれません。
このタービンは過給まで担う物なので強力すぎますが、これの小型版であれば電力消費量も少なくて済むはずなので、NAエンジンにポン付けして簡易ターボとして使うことは十分に可能なんじゃないでしょうか。アフターマーケット市場にも投入できるかもしれません。
車メーカー自体で低コスト化して上手く実用化すれば、これまでより一回り小さなエンジンを積んでおいて、いざという時だけコイツでマイルド過給して、排気量を増やしたのと同じ効果で、燃費などの面で相当有利になるんじゃないでしょうか。
多少エンジンのマネジメントを変更する必要はあるかもしれませんが、大きく設計を変更しなくて済むのはメリットが大きいと思います。

また、違った使い方も考えられると思います。
これまでの自然吸気エンジンはその構造的な面から、吸気効率を上げるためにはインテークパイプの構造がある程度複雑になっており、それにスペースもコストもかなり犠牲になっているように見えます。
もしこの技術を応用できるなら、インマニの取り回しは考えなくてよくなり、十分な吸入料を確保する通路さえあればスロットルバタフライも不要で、各気筒の吸気ポートに直接このタービンを仕込んでおけばOKってことも考えられますね。
そこでBMWのバルブトロニック技術があると、鬼に金棒かもしれません。

いずれにしても、ハイブリッドの様な製造時の環境負荷を製品サイクルが終わるまでに回収し終わらないような詐欺的エコ商品を量産して利潤を稼ぐより、製品のライフサイクル全てで環境負荷を下げられる仕組みの追求も、やれるところまでやって欲しい物ですね。

元記事は↓
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| | 07:58 PM | comments (0) | trackback (0) |

 
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