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ラジコン飛行機(5)◆新しい機体の構想ファンフライというのはラジコンのジャンルの名前で、 板状の機体に大きな舵を持ち、パワフルな機関を積んだものです。 空中でヘリコプターのようにホバリングをしてみたり、 小回りをしたり、名前もわからないすごい技をするための機体です。 これまでは機体自身をプロペラのパワーで持ち上げるために、 電動では十分なパワーが無かったため、エンジン機のみのジャンルだったようですが、 最近の電動技術の進歩によって、それが可能になったようです。 しかし、そういったパワーを出すにはリチウムポリマーという、 大変特殊で扱いの難しい電池を使用するのと、 操るには相当な腕が要るので、 私のような入門者ではきっと楽しむことは出来ないでしょう。 でも、機体自体には癖が無いので、普通に飛ばして腕を磨くには、 とても適していると聞いたことがあります。 そこで、似たような機体を作り、手元にある機材を搭載して、 練習機を作ってみようと思いつきました。 ◆メカの選定本当はバルサとフィルムで作る方法が普通なんでしょうが、 工作が面倒くさいので、スチレンボードで決定です!(笑)
次に、搭載するメカの重さを計測します。 それによって翼の大きさなども決まってくるので、 重要な作業になりそうです。
以上のものをすべて合計すると…
さて、メカのほうは166gという事になりました。 これだけでマイクロセスナの全備重量に匹敵しますね。 まぁその分、翼を大きくしてあげればOKでしょう。 そこで、機体全体の大きさを仮に作って、全備重量を導き出し、 それから微調整といきましょう!
超ラフ案から適当に面積を算出すると… 主翼が20×60=1200cm^2 機体が10×60=600cm^2 水平尾翼は10×25=250cm^2 足し算すると2050≒2000cm^2ですので、機体自体の重さは大体5×20=100gという事になります。 メカと足し算をして266g。 これにはホーンやリンケージなどを含めていないので、 多少重くなることを考えると、全備重量は280g程度と考えます。 次に、この主翼面積で足りているかどうかを計算します。 こちらのページ(Link)で簡単に翼面加重を計算してみたところ、 翼面積は9.0dm^2で翼面加重は3.1dm^2/gになりました。 ちなみにマイクロセスナは翼面積は5.0dm^2で翼面加重は3.2dm^2/gでしたので、 マイクロセスナよりは加重的に余裕があるということですね。 しかし余裕といえるほど余裕ではないようです。 バッテリーをマイクロ用に買ったけどつかっていないニッケル水素7セル300mAhに換えると、 30g軽くなることがわかったので、これだと全備重量は250gで翼面加重は27.8dm^2/gになります。 やっぱりこっちかなぁ。。。 とりあえず今日のところはこのあたりで検討は終わりにしますが、 翼長を伸ばすとなると、スチレンボードの長辺からとらなければならず、 張ってある紙の目を考えても、できれば避けたいところです。 ◆機体の製作
とりあえず今日のところはここまでにしておきました。 どうせ仕上げたとしてもプロポを修理中なので、動作確認さえ出来ないからです(^^; しかし、双葉電子から電話があって、「当方では症状が確認できないので、 今回は特別に新品交換する」とのことでした。ラッキー! この状態で「生地完」というらしいのですが、計量してみたところ、 84gに仕上がっていました。この後どの程度重量が増えるかわかりませんが、 この分なら機体全体で100gの目標は切ることが出来そうです。 さて、あすはサーボなどメカ類の固定とリンケージを作成すれば出来上がりです。 2003.11.26:記載 2003.11.27:追記
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