SRVのキャブレターオーバーホール第2弾前回のキャブレター清掃では結局、フロート室側のカバーしか開けませんでした。 なので、ダイヤフラムやチョークの弁についてはまったく清掃できていません。そのせいなのか、6/8(日)に奥多摩までSRV仲間で行ったツーリングのときに、大菩薩峠で不具合の連続でした。 具体的には、コーナー入り口で前ブレーキで前に加重、そのまま今度はリアブレーキと同時にブレーキングしながら倒していき、ギアを落としてクラッチをつなぐ瞬間にリアブレーキをリリース。ここまでは問題ないんです。 その後、コーナリング中には姿勢変化がないようにアクセルを一定に保ち(パーシャル)、クリッピングポイントを過ぎた辺りから、ゆっくりと姿勢を戻すと同時にアクセルを開けてトルクをかけていきます。そのときです。 SRVの場合、3速でコーナーに侵入して2速で回ったときに大体7,000rpmを保つことになるのですが、そこからアクセルをゆっくり開けたときに、突然「ガクッ!」とエンジンが吹けなくなるんです。コーナーの出口で立ち上がって行きたいのに、そのまま倒れそうになってしまうので、大変乗り難くて仕方が無かったし、第一これではコーナーからスムーズに脱出できません。(T_T) しかも、それと関係あるかどうかわかりませんが、エンジン始動時にチョークを引いて始動後、通常であればおそらくすぐにオイルが行き渡り、4〜5,000rpmまで吹け上がる家と思うのですが、なぜか2〜4,000rpm辺りでブスブスと回転が上下してしまうんです。 まぁ、チョークだけの問題なら始動時のみなので走行にはかかわりが無いのですが、それ以外にも3,000rpm前後で定速走行中に、ガス欠のようにブスブスいって吹けないんです。ただしこれも微妙に感じるだけで、アクセルをもう少し開けてしまえば気が付かずに普通に加速してしまう程度の問題です。 これらの3つの問題点は回転域は若干違いますが、いずれもアクセル開度が微小でほぼ一定しているときの問題なので、やはりキャブレターに問題があるのではないかと思い、前回のメンテナンスでフロート室側にあるジェット関係は掃除したので、今回はダイヤフラム側の部屋を開けてみることにしました。 部品を注文へ…とほほ今回破損したメインノズルの押さえネジ(品名:スクリュ 品番:1HX-14565-00)とダイヤフラムを注文するため、そのまま組み付けたSRVにまたがって(ぉぃ)、和光のレッドバロンに走りました。 家にパーツリストも価格表もあるのですが、まぁレッドバロンにもあるだろうと思って直行。やっぱりありました。全然マイナー車じゃないじゃん、SRV。きっとEX-4なら無いと思うぞ。(笑) そうしたら、スクリュはともかく(290円)、ダイヤフラムはASSY(品名:ダイヤフラムアセンブリ 品番:3KW-14940-00)で9,500円もするとの事!!!それじゃ、ヤフオクで7,000円くらいで出品されているキャブレター丸ごと買ったほうがいいじゃん。しかもついさっき見たら7,800円で、ダイレクトのエアクリ付まであったぞ。 というわけでダイヤフラムの新品交換はあきらめ、さっさと家に帰ってヤフオクで落札しました。(笑) もちろん、その中古キャブも逝っちゃっている可能性があるので、何とか現状のキャブでも乗れるようにスクリュだけは注文しておきました。 念のため家に帰ってパーツリストを見たら、'97当時の価格表では、ダイヤフラムアセンブリは6,100円でした。いきなり5割の値上げかよ!キッツィなぁ〜 嗚呼!中古のキャブが良品でありますように!!! 2003.06.14 戻る
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