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このカメラは2004年03月25日に、ICQで知り合ったポーランド人の友人Yanekkuより譲っていただいたものです。 彼は6月に日本に来ることになっているそうなのですが、 わたしが古いカメラをとても好きだということを知ると、 オークションや自宅にあった古いカメラを譲ってくれるというので、 驚いてしまいました。 そのため、私も彼が日本に来たときには、 友人として出来る限りの手伝いをしたいと思います。 さて、スメハチとしてロシアカメラのマニアたちから、 とても親しまれているこのカメラですが、 なんと、あの有名なLOMOの製品だということを、 到着してから調べて知りました。 確かにレンズの脇に小さく『ЛOMO』と書いてあります。 レンズは40mmF4.0と、使いやすい画角ですね。 しかし、なんと言っても面白いのが、 シャッターチャージと巻上げを別に行わなければならないところです。 ボディ全体がプラスチックなのはロシアのトイカメラとしては当然ですが、 裏蓋がカパカパしていたりで、「う〜ん。ロシア〜ン」と思わせてくれます(笑) とにかく早く写してみたいですね。 LOMOと同じように幻想的な(?)絵が出来上がるのでしょうか? 乞うご期待です! Webでこのカメラの情報を調べていると、 皆さんやはりフィルムのパトローネを壊して、 その中からスプールといわれる巻き取る部品を流用しているようでした。 しかし、実際に取り出してみると、 フィルムの固定方法がそのままではうまくいかないので、 ちょっと工夫する必要があるみたいですね。 これまでに数十台のスメハチを扱ってきましたが、 残念ながらフィルム送りに以上のあるものが、少なからずあるようです。 何度も分解してその機構を確かめていますが、 確かにこの仕組みでは不具合が出るのも仕方ないかもしれないという、 ちょっとできの悪いシステムになっています(^^; そこで、フィルム送りに異常がある際の、メンテナンス方法を紹介します。 まずは軍幹部といわれる、カメラの上カバーを開けなければならないので、 その部分から解説していきます。 途中で出てくる、『白いプラスチックの部品』と『フィルムストッパー』が肝になっていて、 この二つがきちんと機能していれば、フィルム送りは正常に機能します。 ところが、プラスチックが削れていたり、ストッパーがゆがんでいると、 フィルムを規定量送ってもストップしないなどの症状があらわれてしまいます。 2004.03.29:追記 2004.09.08:追記
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