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正面
前から見たときの投影面先は一般的なコンパクトカメラとそう大差ない。
一番左上の黒い部分はリモコンの赤外線受光部。
また、フラッシュの下にある赤い部分はセルフタイマーの確認用ランプ。
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斜め上から
この角度から見るとボディの薄さがわかるかと思います。
レンズは完全に沈胴します。
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上面
左からフラッシュモード切替、セルフタイマー、撮影モード切替。
そして残り撮影枚数と各種モードを表示する液晶画面と、
一番右にシャッターボタンがあります。
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左面
正面から見て左側面には日付の設定がまとまっています。
MODEボタンで移す形式を選択できます。
「年月日 / 月日年 / 日月年 / 日時分」が選択でき、
「-- -- --」を選択すると日付が無しになります。
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右面
正面から見て右側面にはフィルム蓋を開けるスライドノブと、
残っているフィルムを巻き取ってしまうボタンがついています。
R1はフィルムを装てんすると、自動的にすべてカメラ内に巻きだし、
撮影したコマをパトローネに巻き戻している方式を採用しています。
そのため、全コマを撮影し終われば自動的にすべてパトローネ内に巻き取られるのですが、
全コマ撮影前にフィルムを取り出したい場合には、このボタンを押します。
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底面
三脚穴は正面から見て右にオフセットしています。
電池がグリップ側に入るので、重心的にはあまり良くない場所ですが、
それほど問題ではないかな。
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斜め後から
後面は右からパノラマ切り替えスイッチ、AF・フラッシュインジケーター、
ファインダー、電源スイッチの順に並んでいます。
パノラマは通常の30mmレンズのまま上下を切るモードと、
24mmのワイドになって上下を切る、2つのモードが用意されています。
巷ではフィルムの上下を被うカバーを出てこないように、
改造するのがはやっていたりしますが、
話によるとさすがに24mmでは周辺光量の落ちがすごいらしいので、
あまり実用的ではないようです。
でも二焦点切り替え可能になるのは魅力ですね〜
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ファインダー1
これは通常撮影モード時のファインダーです。
また、R1にはスポット撮影モードもあり、置きピンも出来ます。
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ファインダー2
こちらはパノラマ撮影モード時のファインダー
このように上下に液晶表示が現れるため、ミスはおきにくいですね。
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分 解 編
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ネジを外す(1)
電池ボックス付近には3本のネジがあります。
画像に赤い矢印を入れておきました。
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ネジを外す(2)
裏蓋の中には2本。
これを外すと、ボディ下部から割ることが出来ます。
シャッターボタン部にあるスプリングが落ちてきますので、
紛失しないように気をつけます。
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液晶の接触
液晶板は下のフレキとスポンジで接着されていたので、
まずは取り外して液晶板とフレキの接触を確認。
問題無しでした。
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本体側との接触
今度は本体側のフレキの接触を確認します。
セロテープでカバーされていて、簡単にはアクセスできないので、
丁寧にはがしてピンセットを突っ込んで少し擦って見ました。
すると、やっぱりこの部分の接触が悪かったみたいで、
しばらくゴリゴリしたら、綺麗に液晶表示が戻りました。
もしかしたら薄い錆でも発生していたのかもしれませんが、
とりあえず使うことさえできればいいので、これでレストア完了。
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表示が戻った
このようにはっきりくっきり液晶表示が戻りました。
フィルムカウンタは実際にフィルムを入れてみないと表示されませんが、
全部の端子をゴリゴリしておいたので、おそらく大丈夫でしょう。
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作 例
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秋の雲(埼玉県和光市)
紙焼きをデジカメで撮ったのでオリジナリティは損なわれています。
明るい部分の階調も残っといて、とても素直な描写をするレンズだと思う。
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東京都庁(東京都新宿区)
紙焼きをデジカメで撮ったのでオリジナリティは損なわれています。
とてもスマートに、そしてシャープに風景を切り抜ける一台です。
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2003.08.25:記載