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MINOLTA HI-MATIC E
入手日:2003年2月23日

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このカメラは2003年2月23日に秋葉原の「カメラのニッシン」で、
3,000円で購入したものです。

今までさまざまな古いコンパクトカメラを集めてきましたが、
たまたまMINOLTAのカメラはありませんでした。
なので、こいつがうちで始めてのMINOLTAになりました。
(過去に2台目に購入したデジカメがMINOLTAでしたが)

このHI-MATIC Eは以前からずっと気になっていたモデルでした。
レンズがROKKOR-QF(このQFって何でしょ)40mm-f1.7という大口径レンズで、
露出は電子制御式で完全にオートのみという、当時としては革新的なモデルだったようです。

実際に手にしてみると驚く部分も多く、ストロボは明るさを判断して自動的にONN-OFFされるし、
ストロボ撮影時ももちろんオート露出という、至れり尽くせりのカメラです。
レバーでMANUALを選べば当然強制発行もできます。

購入したときの状態はもちろんジャンクだったのですが、
10個200円で秋月電子で購入済みのLR44を適当に二つくっつけて電池を作り、
投入してみると、スムーズに動作しました。
電子式のカメラなので電池がないと巻き上げたが最後、レリーズができないため、
セルフタイマーのレバーも回してしまったら回りっぱなしで戻らないんですね。
後はレンズ前玉の内側にカビがあったので分解清掃してメンテナンスは完了。


正面
非常にすっきりしたデザインです。
f1.7の明るいレンズと、その上は露出計の測光箇所です。
鏡筒左側にはセルフタイマーのつまみがあります。
鏡筒の右下に見える銀色のつまみはストロボのガイドナンバー設定用つまみです。
上面
左から巻き戻しノブ、ストロボホットシュー、
動作確認用ランプとシャッターボタン、巻上げダイヤル、カウンタがあります。
鏡筒部は一番先端がフィルム感度で、赤丸部分が選択されている感度になります。
設定値は25-500です。
内側がピントリング(距離計)です。
背面
ファインダーの右にあるのはフラッシュのモード切替です。
AUTOにあわせておくと、一定以上の暗さでフラッシュを自動発行します。
その際にはもちろんフラッシュをセット、充電しておく必要があります。
裏蓋にはフラッシュのガイドナンバーとカメラ設定の対応表が書いてあります。
ちなみにフラッシュをほっとシューにセットした場合には、
真ん中にあるピンを押すために、自動的にフラッシュが付いていることが認識できるようです。
ファインダー
真中の黄色い2重像でピントをあわせます。
この写真では被写体が明るいのであまりよく見えませんが、左上が丸く緑色に光っているのがわかるでしょうか。
これが光量が足りない場合には、スローシャッターの警告として赤く光ります。

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