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このカメラは中学の頃に祖父よりいただいたものです。 しかし、高校生のときに使用していて突然、フィルムを取り出そうと思い、 巻き戻しノブを持ち上げても持ち上がらず、無理やり持ち上げたら、 フィルム室の一部が割れてしまい、さらにそのままフィルム室のロックが壊れてしまいました。 その後、なぜか祖父は全く々機種をもう一台持っていたので、そちらも頂くことになり、 そのカメラが今のメインカメラになっているのです。 そしてこちらのFEには今後とも、メインの機材が壊れた際には部品取りになってもらうという、 大変重大な使命があります。 と、ここまではこのカメラの説明ですが、 このカメラは私にとってはとても重要なモノなのです。 それは、カメラをここまで集めることになったのは、実はこのカメラに起因しているのです。 このカメラが壊れて以来、々カメラが私の手元に来たので、はっきり言ってしまえば、 不要となるはずでした。 しかし、祖父から預かった大切なカメラを壊してしまった、 自分の罪を償うというわけではありませんが、どうしても自分の力で修理したかったのです。 もちろんこの年代の一眼レフカメラ、それも天下のNikonが作ったカメラを、 素人の人間が簡単にバラして直せる訳が無いことは、幼かった私にも痛いほど良くわかっていました。 そこで、このカメラを直す前に、練習としてジャンクのカメラをいくつかいじってみれば、 きっとFEを直すことができるくらいの腕が身につくかもしれない、と思ったのです。 そう思ったことと、親から譲り受けたコンパクトカメラを手放してしまった時期が重なり、 このように『ジャンク品をバラして、時には運が良ければ直すことができる』、 という妙な趣味が増えてしまったというわけです。(笑) このあと、フィルム感度/露出補正ダイヤルのユニットを外したところで、 部品が欠けていたため、このままでは修理が出来ないことが判明しました。 このFEはフィルム室の蓋を閉めたら開かないカメラになってしまいました(笑) そのため、部品取りとして完全にジャンク状態のFEが手に入らない限り、 復活させることは不可能になりました。 しかも、もし部品が手に入ったとしても、その部品はボディ自体に深くかかわる部品なので、 この分解のさらに先に進む必要があることがわかりました。 よって、その部品が手に入ることがあれば、 さらにこの先の分解方法を解説できることかと思いますが、 それはいつになるか解りません。。。 2003.09.07
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