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YASHICA ELECRTO 35FC
入手日:2003年10月12日

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このカメラは2003年10月9日にYahoo!Auctionにて3000円で落札したものです。

これでヤシカのエレクトロシリーズは、3台目になります。
今は手放してしまいましたが、35CCNと35MC、そしてこのカメラです。

ヤシカは他社がEEを採用しているのにもかかわらず、 かたくなに絞り優先AEで対抗していたようですね。

そのおかげで、このカメラでは撮影者が意図を持って作図することができます。
しかし、一般にはあまり受けなかったのかもしれませんね。 エレクトロシリーズもこのFCを最後に絞り優先を採用するのはやめてしまったようです。 そしてそれと同時にエレクトロシリーズの終焉となったようですね。

このFCはシリーズでも最も新しい機種でもありますが、GXという上位機種があったため、 各所にコストダウンの影響があり、絞り羽根が2枚になっているために、 綺麗なボケ味が期待できないのが痛いところです。

なお、正面にはランプがついていて、セルフタイマー撮影時にはレバーを下に下げ、シャッターボタンを押すとランプが10秒間光り、シャッターが切れてボタンが戻る仕掛けです。
この仕掛けは機械式ではなく、電気式になっているようなので、バッテリーがないとセルフタイマー自体が動作せずに、シャッターが切れてしまうという珍しい構造です。



正面
レンズはYASHINON DX 40mm f=2.8です。
ちょっと平凡なスタイルですね。
斜めのカットはキャノネッとの真似でしょうか。
一番右上にある丸い小さなものがバッテリーチェックと、 セルフタイマー時に光るランプです。
上面
左から巻き戻しノブ、フラッシュ接点、警告灯、シャッターボタンとロック、巻き上げノブとカウンターになっています。
警告灯は矢印になっており、光が足りない際には絞りをもっと開ける旨を、光が多すぎる場合にはもっと絞る旨を表示しています。
それぞれファインダー内でも見ることができます。
鏡筒2
こちら側にはフィルム感度設定があります。
フィルム室はごく一般的な形式。
ファインダー
距離計連動のレンジファインダーです。
上の矢印は光が足りない際に、絞りをもっと開く旨の表示になっており、 矢印方向に絞りリングを回すと、開放に近づいていきます。
絞り羽根
ご覧のとおり、2枚羽根のため、綺麗な多角形にならず、ゆがんだ形になってしまいます。
こちらはせっかくレンジファインダー機なのですから、35MCと交換して欲しいくらいです(笑)

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