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206にiPod(じゃないけど)を取り付けるぞ!



 うちの206は納車時にMP3対応のCDチェンジャーを取り付けたので、 音楽は10枚入るCDのうち数枚を、MP3で定番ソングを入れっぱなしにしておき、 残りは通常の音楽CDを入れっぱなしになっていました。
 10枚のCD-Rに最高で700MBを書き込むことができるので、 10枚で7GBの容量があったわけです。
 しかし、たとえば一曲だけ追加したい場合は、 そのためだけにCD-Rを焼かなければならないのが、 とても億劫に感じてしまって、結局はいつも同じCDを、 ずっと入れっぱなしになってしまっていたのでした。

 そこで、入れ替え自由のMP3プレーヤーを使うことができたら最高だと思ったのですが、 第一に、うちの206についているオーディオにはAUX端子がありません。 SONY-BUS専用の端子にCDチェンジャーがつながってはいるのですが、 普通のオーディオプラグの形をしているくせに、 BUSに機器を接続しないと、有効にならないと言う、ふざけた仕様なのです。 なってくれたな「クS●NY」(w

 で、仕方が無いのでそのチェンジャーの振りをしてくれる機械、 AUXセレクター「XA-300」を購入しました。 何もしない機械なのに望小売価格 10,500円(税抜価格 10,000円)もします。
と、おもったら、なにやらUSB端子が付いていて、 PCを接続でき、デジタル出力が可能になっている、 結構イジリ甲斐のある面白い機会のようです。
(今回、PCも接続してその面白さも載せたかったのですが、 運悪く、先日ロノートPCは電池が逝ってしまいました)

さて、あとは肝心のMP3プレーヤーなのですが、 これはあまり迷いませんでした。なぜなら、条件が厳しいからです。

【1】小型軽量
これは当たり前ですね。オーディオの付近に設置したいので、 当然i-Podのような大型のHDD内蔵タイプはNGになります。 と、いうわけで必然的にフラッシュメモリータイプに決定。

【2】液晶付き
これもはずせない条件です。できれば大きい画面が欲しいのと、 USBから電源供給するときにはバックライトは付きっ放しが理想です。 まぁ液晶が付いていないものはiPod shuffleをはじめとした安物のみなので、 コレは問題ないでしょう。

【3】USB端子からの電源供給で動作する
これも絶対に必要な条件です。コレを満たしてないものは無理です。 しかし、USBから電源が供給されると、PCとの通信モードや、充電のモードに入ってしまい、 音楽を聴くことができないものも少なくないようです。

【4】充電電池は内蔵していない
できれば充電電池内蔵じゃないものが望ましいです。 電池を内蔵していても、使わないので劣化してしまう可能性もあるし、 USBからの電源供給が途絶えても、再生しっぱなしになってしまって、 あまり使いやすくないかもしれません。

【5】USB端子付き
これは必須条件ではありませんが、車にUSB端子を固定し、 それに差し込む形で設置したいので、専用のケーブルでも、 使いにくくなければいいかもしれません。

【6】操作しやすいこと
運転中はあまり触りませんが、停車したときに簡単に操作できる程度の操作性は必要ですね。 私の場合、選曲はあまりしないので、あまり必須な条件ではありません。

 このように条件をあげて検討してみると、最も厳しい条件は、 3番目の電源供給時の動作ですね。で、ここで私は以前使ったことがある、 CreativeのMuvoTX/FMを選択しました。
この製品はUSBから電源のみ供給したときには、勝手に電源が入り、 勝手に再生してくれるのを知っていました。普通のプレーヤーとしては、 特に不満があったわけではありませんが、デザインがシンプル過ぎて気に入らなかったので、 手放してしまいましたが、社内に取り付けるのなら、 黒一色のシンプルなデザインはむしろ歓迎です。
 以前に持っていたのは256MBのものでしたが、今回はCDチェンジャー代わりということで、 多くの曲を入れておきたいので、1GBの最大容量のものを選択しました。

 と、いうわけで取り付け編です。

オーディオユニットをはずす(パネル)
最近はいじっていませんが、エンジンルームはこんな感じです。
エアクリが目立ちますが、HIDはまったくといっていいほど施工してあるのはわかりません。
オーディオユニットをはずす(パネル)
最近のクS●NY(しつこい)のモノは、パネルがはずせるようになっているので、 まずはそれをはずします。トイレットペーパーの交換と同じ要領です。
オーディオユニットをはずす(本体)
写真の通り、三角形の突起が車体側に引っかかっているので、 左右のバネを内側に倒しながら本体を引き抜きます。
オーディオユニットの裏側
インパネが傷ついてしまわないように、タオルや軍手などの布で守ってあげましょう。 なお、今回は右側の赤白オーディーケーブルと、 左から2番目のBUSケーブルを使用します。
ケーブルの取り回し
この角度から見ると、助手席足元の空間が見えるので、 そこ目掛けてケーブルを落としてあげます。
ケーブルが落ちてきた!
こんな感じに足元にケーブルを取り回すことができます。
助手席足元左側(1)
ドアのパッキンを引っ張ってはがすと、 グローブボックス裏からケーブルを取りまわせる場所が見つかります。
助手席足元左側(2)
写真の↑を参考にしていただくと、絨毯をめくることができるので、 その中に見えないように配線を這わせます。
助手席の下
左後部座席足元にXA-300を設置することにしたので、 ケーブルを隠すための穴をカッターで開けてしまいます。 ちょっと勇気が必要です。(^^;
ケーブルを通す
さっきはオーディオ側から通したのですが、 そうするとここの穴に向けて通すことが困難なので、 こちらの穴から配線を全部通しなおしになりました(;つД`)
余った配線は・・・
ドアパッキンの内側に十分なスペースがあるので、ここに隠してしまいました。
12V→5Vユニット
四角い箱の中に3端子レギュレーターを仕込んであります。 発熱を懸念したのですが、消費電力が微弱なため、問題ないみたいです。
USBケーブル取り回し
電源はシガーライターソケットから電源を取っている他の機器の配線から取り、 インパネのセンター後ろ側を通して、このように取り回しています。
ヒューズボックスの上からコンニチハ
ステアリングのチルトレバー横から引っ張り出すことが出来ました。
XA-300の配置(1)
入力と出力を一つずつしか使わないので、手始めに [入力1]端子から入力してみましたが、ここはBUS用の端子なので、 BUSに何もつないでいないと、やはりダメみたいです。。。 本当はこの配置のほうがすっきりするのに〜!
XA-300の配置(2)
上記の理由で結局こんな形で配置せざるを得ませんでした。。。Orz
出来たー!
USBケーブルが白というのがアレですが、結構ちゃんと設置できました。 妻からは「もっときちんとケーブルを隠せ」と、厳しい指摘を頂いてしまいましたが、 自分としては満足です。黒いケーブルが安く手に入ったら、黒に変えたいけど。。。

MP3キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ってな感じで、かなり快適な操作性です。もちろんボリュームはステアリングリモコンでいじれるし、 曲の送りはジョグで一発。アルバム操作はジョグを2回押し込んで左右に倒す感じです。

音は。。。OKです(笑)

2005.02.11 記載
2005.01.31 取付


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