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リアブレーキの清掃(固着・引きずり修正)これは306に乗っていたときから知っていたことですが、 プジョーの小型車、私が知っているだけでも106・206・306はリアブレーキの構造に欠陥があります。 それは、通常のディスクブレーキのパッドを取り付ける方法では、 キャリパーに2本のスライドピンがあり、ブレーキパッドの両端をスライドさせていますが、 プジョーのキャリパーはパッドの片方がキャリパーのガイドにそって動くだけであり、 もう一方を押さえとガイドを兼ねたピンになっているのです。 キャリパー側はバネで押さえつけられているだけなので、 比較的スムーズに動きますが、もう片方は押さえとスライドを兼ねてしまっているため、 パッドとディスクの削りカスなどがたまり、うまく動かなくなってしまうのです。 私の206も1万km程度から引きずりの症状が出てきて、 道に沿って壁などがあると、常に「シャー」という音が聞こえていましたが、 とりあえず弊害も無いので放って置きました。 しかし、あまり長い間放って置くと、リアブレーキが動かなくなったり、 また、ブレーキパッドがディスクに当たった状態で固着してしまうと、 燃費の悪化や、最悪の場合には、熱でブレーキが利かなくなってしまうことも考えられます。 点検方法としては、定速走行中にサイドブレーキを力をいれて引っ張って、 リアをロックできるくらいであれば、問題ないかと思いますが、 力いっぱい引っ張らないと出来な場合には、すでに固着してきています。 解決の方法はリアのパッドを一度バラして、清掃後、 ブレーキ専用のグリスをつけ、組み付け直すことです。 しかし、そもそも構造的に問題があるので、 根本的な解決にはなりません。 そのため、プジョーに乗る限り、1万kmくらいおきに、 この作業をしなければならないか、もしくはあきらめましょう。 先述のとおり、放って置いてもかなり悪化しない限りは、 大きな弊害はありませんので、気にならなければ放って置きましょう。 それがラテンな車に乗るコツです(笑) 清掃方法2003.10.05:走行距離13,200kmで清掃 2007.6.26:リンクさんくす>ちゃねらー http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/auto/1177075374/816-827
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